2.1 FSMCの概要



【FSMCについて】 
 FSMCはSTM32F1の大容量デバイスに搭載されているペリフェラルです。
 主に外部SRAMや外部フラッシュの読み書きを目的とした機能です。



【主な機能】
 主な機能を列挙します。
 ①外部メモリへのアクセスを自動化する。
   この機能によりユーザーはアクセス手順を意識せずに
  外部メモリをメモリマップの一部として読み書きできる。
  必要な操作は普通のメモリと同様にアドレスとデータの指定のみ。
 
 ②ウェイト機能によりタイミングを調整する。
   外部メモリのハードウェア仕様に合わせて各信号のタイミングが調整できる。
   結果、多くの種類のメモリデバイスに対応できる。

 ③AHBトランザクション(データアクセス)の分割
   8bitモードと16bitモードのメモリアクセスが可能。
   メモリ幅よりも広いデータ書き込みは分割される。
   例:32bitのデータをFSMCのアドレスに書き込み→2回の16bit外部メモリアクセスに分割


【液晶ディスプレイへの応用】

FSMCを応用して
液晶ディスプレイを擬似NORフラッシュのように取り扱う事が可能です。
メリットとしてアクセスの簡易化,高速化が可能です。
次章にてその設定方法とアクセス手順を解説します。